星  の  轍 (わだち)
(流星奉行のテーマ)
Copyright ワタナベカズヒロ
1  番 2  番
Dm                       Am
流れる星のように 夜空に消えゆく
  
Dm                  C    Dm
 はかない生命さえ 刹那を生き抜く
  
G       Dm           C    Dm
水面を走る流星の影 熱い風が吹く
  
Dm                       Am
 時代は変われども 思いは変わらず
  
 Dm                    C   Dm
果て無き夢を求め 未来を切り拓く
  
G             Dm          
願いを乗せて 流星たちが
  
 C    Dm
 明日へ飛び立つ 
3  番 4  番
 Dm               C         Dm
 風の音を聞いて 空に祈りをささげる
  
 Dm              C     Dm
炎は闇に舞い 光が遠ざかる
  
 G      Dm    C    Dm
 去り行く時を 静かに見つめる
 Dm                  Am
山は緑を湛え 川は流れ行く
 
  Dm               C Dm
 空に雲が流れ 星は輝く
  
  G             Dm         
 時代をこえて 熱き思い
  
  C    Dm
 夜空を駆け抜ける

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現代版流星奉行復活
成羽愛宕花火は、今から約300年前、江戸時代に成羽藩主山崎義方が、火の神の江戸愛宕権現を成羽愛宕山の愛宕神社に祭り、その祭典として、花火を行うようになったのが始まりです。

旧藩時代の花火調製は、藩士の中に各々の家元があり、秘伝を伝える家中の子弟は十歳前後から花火作りの小使役を努め、その報酬として十三歳になると流星花火二本をもらい、一人前として仕掛花火の操件に加わる事を許されました。

この流星から、花火という毎年夏の一夜の喜びを与えてくれる若手家臣が、民衆から「流星奉行」と称えられるようになったものです。

その後、明治維新とともにすたれていた、流星奉行を復活させようと思いついたのが、成羽町商工会青年部で、平成8年の夏のことでした。

愛宕花火の盛り上げに役立ち、町づくりにつながるということで着目したのです。

奉行復活に賭け、みんなで苦労し、ある者は、仕事を放り出してがんばりました。

花火当日早朝、愛宕山項の神社に参拝し、夜の本番で、は、仕掛花火への点火の合図となる綱火に点火する役を担当しました。

その後、のぼりや、テーマ曲を作成し現代版流星奉行像を確立しています。

青年部はこれからも、柔軟な思考回路と前向きな行動力で、沈浮気味な地域に新たな町おこしの展開を生みだしていきたいと思います。
成羽町商工会青年部元部長 石田雄一
平成12年12月25日
岡山県立成羽高等学校同窓会報より

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