『やさしい神楽(かぐら)入門』 | ||
大蛇退治(おろちたいじ) | ||
1 | 岩戸開きで高天原(たかまがはら)を追放された素戔鳴の尊(すさのお)は、根の国へ行く途中じいばば(てなづち、あしなづち)に合う。 | |
2 | 素戔鳴の尊は、『あなた達の様子を見ると何か大変悲しいことがありそうだ、よければ話しておみぃ』と尋ねたところ、 | |
3 | 八人の娘がいたが、7年前から1年に1人づつ八つの頭がある八俣の大蛇(やまたのおろち)に食べられ、 今は一番下の娘奇稲田姫(くしいなだひめ)だけになってしまって悲しみ苦しんでいた。 | |
4 | 奇稲田姫を嫁にもらうことを約束に、素戔鳴の尊は大蛇退治をすることにした。 | |
5 | じいばば(てなづち、あしなづち)の相談。 | |
6 | 神楽では、先に結婚の契りをする。 | |
7 | 大蛇に飲ませるどぶろくを松尾大明神(まつのうだいみょうじん)とむろお明神、きなたま明神がつくる。 | |
8 | 大蛇が酒を飲んで酔ったところを、素戔鳴の尊が退治する。 |